滝宮の念仏踊り(後編) 〜「ナムアミドーヤ」〜
撮影実習
撮影日時:2018/08/25 14:27:13
NHKカルテャー写真教室、8月の撮影実習は「滝宮の念仏踊り」でした。
■滝宮の念仏踊り (前編)→コチラ
「滝宮の念仏踊り」の芸態は、世話役、下知役、子踊、外鉦笛、太鼓、鼓、法螺貝、願成就役などの各役が列を正して道中芸を示し、神社に練り込みます。(引用:文化遺産オンライン)
菅原道真が讃岐の国司であった仁和4年(888年)に大旱魃(だいかんばつ)あり、これを憂いた道真が、城山(きやま)で身を清め七日七晩祈願したところ雨に恵まれ、喜んだ農民たちが滝宮神社(当時は牛頭天王社)の前で道真に感謝し踊り狂ったのが起源とされています。
その踊りに、比叡山の訴えにより承元元年(1207)に讃岐へと流されていた法然上人が振り付けをして、念仏を唱えながら踊るようになりました。
阿弥陀仏の誓いを信じ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えです。
鉦(しょう)と太鼓の鳴り響く中、陣羽織に羽織袴の踊り手が念仏「ナムアミドーヤ」と唱えながら大うちわを振って飛び跳ねるように踊ります。

ずっと見ていると、念仏の、単調であるゆえに、すっと入ってくる音楽に身体も自然に動いてきます。
↓鉦(しょう)をたたきながら、足が左右に動いていますよ♪
ステップタッチの動きです(^^)

↓法螺貝

↓後ろの太鼓をたたく少年たちは、若き伝統芸能の担い手です。素晴らしい♪

↓踊り手の表情は歯を食いしばり、真剣そのもの!心を込めた踊りです♪

現在の振り付けになり、千年以上も住民に守り継がれているそうです。
魂の根源に触れるような踊りが、ここにありました。
おわり
撮影メモ:
絞り優先で撮影、ISO400 (動きがあるモチーフの撮影なので、明るい昼間でもISOあげて、シャッター速度を速めるため)

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