絵本「ほんとうの空の下で」

読書ノート
04 /19 2018

作:ノグチクミコ



2011年3月11日の東日本大震災で原発事故が起りました。福島第一原発から25kmの距離にあった川本さんの山里は、放射能の線量が高く、立ち入り禁止地区へ。
川本さんが桃源郷と呼んだ楽園は、突然奪われてしまいました。



久しぶりの《読書ノート》は
『ほんとうの空の下で』ノグチクミコ(自費出版)

香川県での作品展(善通寺、白鳥神社での野外展)に出展されるたびに、姉のお店に寄ってくださっていた、彫刻家の水嶋康宣さんから
【野外彫刻展】のDMと、ご学友のノグチクミコさんの絵本のフライヤーが届きました。
IMG_0002b_20180320221701346 yagai  ←クリックで拡大します!


絵本は、福島県浪江町の山里で暮らしていた、おじいさんと年老いた犬のお話です。


自費出版なので直接作家さんに申し込みます。
福島県からの「ゆうメール」で届きました♪
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戦後間もなく、作家の山本有三さんから譲り受けた幻灯機で、自宅で子どもたちに向けた幻灯会を開いていた川本さんは、福島県浪江町の山里で愛犬のシマと暮らしていました。
そんな穏な日常は、 東日本大震災、そしてそれに続く原発事故で失われてしまいます。


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言葉のない絵本です。
絵が静かに語りかけ、
避難所に行けないシマを残す川本さんの悲しみと、
残されたシマの悲しみが私のものとなり、いつのまにか泣いていました。


川本さんは避難所生活のなかでも幻灯会を開いていました。
2012年に放送されたドキュメンタリーでこの物語を知ったノグチクミコさんが、数々の困難を乗り越えて絵本に仕上げました。
絵本は、川本さんの希望でドキュメンタリー番組のその後も描かれています。



大好きな人とただ一緒に歩く
そんな穏やかな日々が
どんなに大切であったか

原発によって奪われた大切な時間
浪江の山里は、今も帰還困難区域のままです (参考:「すぐわかる浪江町の現況」



絵本は自主出版なので書店にはありません。
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1冊1800円、送料は1冊215円(2冊300円)です。
作家さん個人のアドレス・FAXをネットで公開するのは怖いので、当ブログでは注文のためのメールアドレスを掲載していません。拍手コメント、メールフォーム等でご連絡いただけましたら、「ノグチさんのメールアドレス」をお知らせしますねm(__)m
絵本のご注文は、作家さんのインスタグラム
nognog.55
からメッセージをおくることができます。


《My photo》
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撮影場所:さぬき市多和  撮影日時:2018/04/17 12:02:00

ピンクのチューリップ(Pink Tulip)の花言葉は
「誠実な愛」

川本さんと愛犬のシマさんへ

シマは2015年10月に、川本さんは2016年4月に絵本の完成をみることなく亡くなられました
どこかで  きっと  一緒に散歩をしているよね




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