「長尾寺」の重要文化財、静御前伝説、クスノキ  (さぬき情報No.2)

さぬき市情報
10 /27 2016
古いアルバムを開くと、家族の笑顔の向こうに、懐かしい町並みをみつけ胸おどることがあります。
すこしづつ「さぬき市」をことを知るため、撮っていきたいと思いました。
第1回:「結願亭」 旧百十四銀行長尾支店(➡こちら)


さぬき市には「上がり3か寺」と呼ばれる四国霊場の86番札所志度寺、87番長尾寺、88番(結願所)大窪寺があります。
私は志度寺の近くに暮らし、大窪寺の近くで働いているのに、長尾寺には行ったことがありませんでした。

で、さぬき市を知る第一歩は「長尾寺」と決め、仕事帰りにダッシュしました(^^)/
記事では先に「結願亭」を書きましたが、同じ街道にあります。

↓「長尾寺➡」
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↓➡の先です。
 山門の左右に、なんだか変わった石碑がありますよ(@_@)
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↓これです。
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あとで調べると、
「長尾寺経幢 ながおじきょうとう 」
鎌倉後期/1286年の、石造幢
弘安第九天歳次丙戌五月日の刻銘がある(引用:文化遺産オンライン➡こちら
重要文化財でした(゚∀゚)

↓本堂
本尊は聖観世音菩薩。宗派は天台宗(かつては真言宗だったが、天海により天台宗に改められた)。
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↓今回見たかったのは「クスノキ」です!
境内の南側にあり、樹形は極めて端正で、樹勢も良好である。
また、クスノキにはお遍路さん道中安全やお寺のお守りをしたという「おせんタヌキ伝説」が伝わっており、お遍路さんからも親しまれている。(香川県HP「香川の保存木」から)
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その「おせんタヌキ伝説」についてはよくわからないのですが、弘法大師が四国88ヶ所の霊場を開基した時、悪さばかりする狐を追い出し、その代わりに、どこか憎めない狸を、お使いのために置いたとされているそうです。

長尾寺でもうひとつ見逃せないのが
↓「静御前 剃髪塚」
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吉野山で義経と惜別した静 御前(宥心尼)が、母磯禅師(磯禅尼)と共にこの古里に帰って長尾寺で得度し、今は位牌となってまつられているそうです

美しい静御前には全国に伝説がありますが、香川に残る伝説がWikipediaにありました。

香川県東かがわ市には次のような言い伝えがある。愛児を殺され、生きる望みを失った静は自殺を考えたが、母磯野を伴っていたため、それもならず、文治3年8月、母の故郷である讃岐国入野郷小磯(現・東かがわ市小磯)へ母と共に帰り、文治4年3月、讃岐国井閇郷高木(現・香川県木田郡三木町井戸高木)にある長尾寺において宥意和尚から得度を受け、剃髪後、母は磯野尼、静は宥心尼とそれぞれ名を改め、薬師庵において信仰の日々を送るようになった。後年、母磯野尼は長尾寺への参詣の帰り、井戸川の畔で寒さと老衰のため倒れ、69歳で亡くなり、まもなく静も母の後を追うように建久3年3月、義経に逢うことなく24歳の短い生涯を閉じた。長尾寺には静親子が剃髪したときに使用したとされる剃刀を埋めた剃髪塚、井戸川橋のある県道沿いには母磯野尼の墓、昭和地区には静が俗世への想いを断ち切るために、吉野山で義経から形見としてもらった紫檀の鼓(初音)を井戸川橋に棄てたとされる「鼓ヶ淵」がある。その他、小磯には静屋敷が、三木町中代には静庵・静の本墓・位牌・下女琴柱の墓があり、同町下高岡の願勝寺にも静の墓とされるものがある。



鎌倉(1192~1333年)~室町時代(1333~1573年)の平均寿命は、35歳前後といいます。
栄養状態の良い北条執権の平均寿命が47歳、
母が亡くなったのが69歳と長寿で、静が24歳だと、静は45歳の時の子供になり、あれっ、、、(^_^;)
ですが、物語を楽しみましょう。古のひとのように♪


町並みや古い建物などを撮りに歩きましたが、やはり人との出会いが一番の宝物かもしれません。

写真を撮っているとよく話しかけられますがこの日も、このご婦人から「どこから来たの?」と
しばらくお話ししたあと、静かに手を合わせておられました。その背中から真摯な祈りが伝わってきます。(グッドラック!)
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駐車場で出会った若いお母さま、男の子と、写真には写っていませんが乳母車のなかにかわいい女の子が待っていました。
声をかけて撮らせていただきました。
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秋の風情をご自宅に活けるのかなぁ~
季節の美しさを知るお母様に育てられる子供たちは幸せですね(^^)/


ほんの少し踏み出すだけで沢山のことを知ったし、出会いもありました
よい一日でした
さあ、次はどこに行こうかな、、、





 
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