クニャン

趣味ではじめた絵や写真で 日々の記録をしています

「海辺のカフカ」~主人公の田村カフカ君が向かうのは高松~

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「ことでん志度線は海岸沿いを走る!」  撮影日時:2017/05/27 14:54  場所:高松市牟礼町 塩屋駅近く



久しぶりの読書ノートは、香川県情報です!
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ハルキストに叱られそうですが、香川県情報ですよ(笑)
FotorCreated海辺のカフカ

『海辺のカフカ』(うみべのカフカ)は、村上春樹氏が2002年に発表した10作目の長編小説。 ギリシア悲劇のエディプス王の物語と、『源氏物語』や『雨月物語』などの日本の古典文学を下敷きにした長編小説です。


物語は、主人公の「田村カフカ」が15歳の誕生日に家出をするという場面から始まります。

田村カフカは東京都中野区で彫刻家の父親と2人で暮らしています。

田村カフカ君が向かうのは高松
高松駅でうどんを食べ、
海岸沿いを走る電車にのり、
「甲村記念図書舘」に居候する。

駅の近くにあるうどん屋に入って腹ごしらえをする。.........僕は東京で生まれ育ったから、うどんというものをほとんど食べたことがない。腰が強く、新鮮で、だしも香ばしい。値段もびっくりするくらい安い。あまりにうまかったのでおかわりをする。



あらすじ、感想は他の書評ブログにおまかせして、私の関心はモデルとなったかもしれぬ場所のこと

2両連結の小さな電車だ。.........
線路は海沿いをしばらく走ってから内陸に入る。.........
駅をでて、教えられたとおり古い町並みを北に向かってあるく。.........
黒い板塀、白壁の塀、.......あたりはひっそりとして、歩いてる人の姿もない。



電車は《ことでん(高松琴平電気鉄道の略称)》 海沿いなら琴平線でなくて、志度線!
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撮影日時:2017/05/21 14:04  場所:高松市牟礼町 房前駅


《ことでん:高松築港駅→瓦町→八栗→塩屋→房前→→志度》

終点の志度駅を降りるとすぐに、この本をかりた志度図書館がある。

建物はもともと明治時代初期に甲村家の書庫兼来客用の離れとして建てられたものだが、、
香川県は数多くの優れた歌人・俳人を輩出しましたが、甲村家が明治以来数代にわたって当地で質の高い芸術サークルの形成・維持に心血を注いでいたという事実も、その背景になっています。



図書館はまだ新しくイメージとはかけ離れているが
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図書館の前の志度寺につづく道は、
↓黒い板塀、白壁の塀!あたりはひっそりとして、歩いてる人の姿もない!(笑)
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機材:iPhone7Plus


ハルキストの間では、かって「甲村記念図書館」探しがブームだったとかで、
「旧鎌田共済会図書館」とか
(T14年竣工の建物で、坂出市立図書館だった時期を経て、現在は鎌田共済会郷土博物館になっています)
イサム・ノグチ庭園美術館はあの図書館の雰囲気に近いと評判でファンの方もたくさん訪れるそうです。


そう! 琴電志度線の「八栗駅」から少し北にある「イサム・ノグチ庭園美術館」の雰囲気はとても近い!

小説を読みながら、
数年前に訪れたイサム・ノグチ庭園美術館の建物全体がまとっている雰囲気がとても近い気がしました。
丸亀の豪商の家屋を移築しているイサム家と呼ばれる住居も、美術館受付の建物も小説のイメージにぴったりきます。

↓美術館受付
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↓石垣の向こうに見える屋根がアトリエ
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撮影日時 2015/05/16 11:23:53


もっとも 「僕の頭の中には実在しますが、実際には存在しません」という村上春樹氏の言葉がありますから違うのでしょうが、
香川県人が読むと、内容とはまた別のワクワク感が生まれます。


私は上下巻を4日で読み終えましたが、
「海辺のカフカ」で検索すると出てきた、生真面目な“はとこのブログ”(➡こちら)には1ケ月かかったと書いていました(爆)
   覚書:2003年 はとこが書いた祖母の記事「悲しい知らせ」➡こちら リンクすると文字化けしたので画面コピー
     2008年 はとこが書いた姉夫婦のこと「多川修さんの通夜葬儀告別式初七日」➡こちら
     2013年 私が書いたはとこのお父さんの記事「祖母が大切にしていた写真」➡こちら


カフカ しどせん



カフカが、仮説では母であり、交わることになる甲村記念図書館の館長をしている女性の名前は「佐伯」さん
香川県で生まれた弘法大師の俗名も「佐伯」だと ちょっと無理があるような指摘をしてる書評もあるくらい
県人が読むと 何倍も面白い小説なのでした



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バナーはことでん志度線「房前駅」
遠くに見えるのが四国霊場85番札所八栗寺のある五剣山です
空海(弘法大師)が、唐へ渡る前に五剣山に登り、8つの焼き栗を埋めたところそのすべてが成長繁茂したことから「八栗寺」と命名されたといいます


芦原 すなお著 「海辺の博覧会」


「こら、おどれら。へなぶったげにぬかっしょったらどつまっしゃるげんど」
標準語に直すと、「こらきみたち、ばかにしたようなことを言ってたら、殴っちゃうよ」
となる。わが町では、子供でもこういうふうに味わい深い台詞(せりふ)が言えるのだ。
                  (芦原 すなお著 「海辺の博覧会」 から)
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模写:ポプラ社 芦原 すなお著「海辺の博覧会」 の表紙の一部


久しぶりの読書ノートは、芦原 すなお著「海辺の博覧会」

大阪万博にローマ・オリンピック、日本中が高度経済成長への期待に沸き、誰もが精一杯、明るく暮らしていた昭和30年代の四国・香川県の海辺の町。穏やかな毎日に起こる「事件」に子どもたちと大人の世界が交差する。懐かしくもまぶしい時代の物語。

著者の芦原 すなお氏は、1949年香川県観音寺市生まれ。’72年早稲田大学文学部卒。’86年『スサノオ自伝』で小説家デビュー。’90年『青春デンデケデケデケ』で文藝賞、翌年に直木賞を受賞。 (アマゾンから)

1992年に映画化された『青春デンデケデケデケ』には若き日の浅野忠信さんがでています。特別な存在感がありました。



海辺のわるすんぼは、マサコ、トモイチ、アキテル、フミノリ(アキテルの弟)、それにぼくの5人の子ども
ぼくが4年生から6年生になるまでの、海辺の松林でのことです。

冒頭のセリフは港のわるすんぼ VS 海辺のわるすんぼ
彼らが相撲で対戦するお話しもあります
海辺のわるすんぼの5人のなかで相撲が一番強く、頭脳明晰なのがマサコちゃん(^^♪


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」


先日の四国新聞に佃正憲さんが、
人と触れ合うことで、幸せを感じるホルモン物質である「オキシトシン」が分泌される。
パソコンやスマホ、今や人々が顔を合わせることがなくバーチャルな手段に頼る時代。
「これが人々の心を閉ざす原因になってると思う」と指摘されていました。

相撲で体当たりして遊ぶなんて、オキシトシンでまくりですね(笑)

そういえば私も寒い日には「おしくらまんじゅう」をしたり
手をつないで「かごめ」をしたり
いつでも、遊びながら手をつなぎ、肩をよせあっていたような気がします。

医療者の手当という言葉は、手で触れることからきていると聞いたことがあります。
心に残っている看護師さんは、終末期の患者さんの手をにぎったままでお話を聞いていました。

とりとめもなく思い出をたどりながら
いつしか隣で寝そべるモコちゃん(6歳犬)の背中をなでていたのでありました、、、


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」
『僕は海が苦手だよ』



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読書ノート 「ストロベリー・フィールズ」



『その庭で、少年が独り遊んでいる。
誰にも理解されないことを、それほど不幸とも思わずにいられる少年である。』


 「ストロベリー・フィールズ」小池真理子著
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内容:アマゾンから
出版社社長・月川の後妻となった夏子は、夫の連れ子・りえの継母として、そして自らもクリニックを開業する女医として、七年余りの月日を過ごしてきた。しかし、りえの友人でロック・バーでバイトをする青年・旬と出会った時から、静かだった日常の裏側に秘かな亀裂が生まれ…。ひとりの女性の陶酔と孤独を描く最新長篇。



この前ビートルズの記事を書いたからなのか、タイトルに魅かれ読んでみたくなりました。
ビートルズの14枚目のシングル『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』は多くの人がベスト1にあげていました。

ジョン・レノンの生い立ちについて、父親は船乗りで家庭をほとんど顧みない状態であり、母親も育児放棄で彼は伯母によって育てられています。
ストロベリー・フィールド (Strawberry Field)は自宅近くにあった孤児院、
ジョン・レノンはよくその孤児院の庭で遊んでいたそうです。


読後に残ったのが冒頭の言葉
誰もがそうなのかもしれません



↓なぜか茎が曲がって下に向いてさいた小さな紫陽花、お気に入りのジュースの瓶に活けました
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読書ノート「精霊流し」


「おばあちゃま 死んだらどこにいくと?」
「大切な人のそばでずーっと守ってやるとよ」

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(偶然、NHK俳句を観る機会があり、夏井いつきさんの句集の表紙を描いている赤井稚佳さんのブックイラストを知り、それ風に真似しましたww)

長崎で毎年8月15日に行われる精霊流しというのは、私が思っていたような小さな灯籠(とうろう)を流すのではなく、
盆前に死去した人の遺族が 故人の霊を弔うために、手作りの船を造り、船を曳きながら街中を練り歩き 極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事です。
各家で造られる船は大小様々。材料は主に竹、板、ワラ。
長く突き出した船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく記されます。
(引用改変「長崎旅ネット」➡こちら

この自伝的長篇小説では、大切な友、家族、仕事仲間との幸せな出会いと壮絶な別れが、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴られています。

ただただ 素直に泣けます。




↓2016/7/5 さぬき市:ねむのき 《雷をともなう雨のあとです》
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【第3回 田中隆司と仲間たち展】
さぬき市:カフェ・セゾン(定休日:月・火曜)
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(ご案内ハガキに記載の連絡先をWebでは非公開とさせていただいています。)

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