クニャン

日本画、写真の初心者です。日々の写生・写真など。

芦原 すなお著 「海辺の博覧会」


「こら、おどれら。へなぶったげにぬかっしょったらどつまっしゃるげんど」
標準語に直すと、「こらきみたち、ばかにしたようなことを言ってたら、殴っちゃうよ」
となる。わが町では、子供でもこういうふうに味わい深い台詞(せりふ)が言えるのだ。
                  (芦原 すなお著 「海辺の博覧会」 から)
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模写:ポプラ社 芦原 すなお著「海辺の博覧会」 の表紙の一部


久しぶりの読書ノートは、芦原 すなお著「海辺の博覧会」

大阪万博にローマ・オリンピック、日本中が高度経済成長への期待に沸き、誰もが精一杯、明るく暮らしていた昭和30年代の四国・香川県の海辺の町。穏やかな毎日に起こる「事件」に子どもたちと大人の世界が交差する。懐かしくもまぶしい時代の物語。

著者の芦原 すなお氏は、1949年香川県観音寺市生まれ。’72年早稲田大学文学部卒。’86年『スサノオ自伝』で小説家デビュー。’90年『青春デンデケデケデケ』で文藝賞、翌年に直木賞を受賞。 (アマゾンから)

1992年に映画化された『青春デンデケデケデケ』には若き日の浅野忠信さんがでています。特別な存在感がありました。



海辺のわるすんぼは、マサコ、トモイチ、アキテル、フミノリ(アキテルの弟)、それにぼくの5人の子ども
ぼくが4年生から6年生になるまでの、海辺の松林でのことです。

冒頭のセリフは港のわるすんぼ VS 海辺のわるすんぼ
彼らが相撲で対戦するお話しもあります
海辺のわるすんぼの5人のなかで相撲が一番強く、頭脳明晰なのがマサコちゃん(^^♪


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」


先日の四国新聞に佃正憲さんが、
人と触れ合うことで、幸せを感じるホルモン物質である「オキシトシン」が分泌される。
パソコンやスマホ、今や人々が顔を合わせることがなくバーチャルな手段に頼る時代。
「これが人々の心を閉ざす原因になってると思う」と指摘されていました。

相撲で体当たりして遊ぶなんて、オキシトシンでまくりですね(笑)

そういえば私も寒い日には「おしくらまんじゅう」をしたり
手をつないで「かごめ」をしたり
いつでも、遊びながら手をつなぎ、肩をよせあっていたような気がします。

医療者の手当という言葉は、手で触れることからきていると聞いたことがあります。
心に残っている看護師さんは、終末期の患者さんの手をにぎったままでお話を聞いていました。

とりとめもなく思い出をたどりながら
いつしか隣で寝そべるモコちゃん(6歳犬)の背中をなでていたのでありました、、、


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」
『僕は海が苦手だよ』



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読書ノート 「ストロベリー・フィールズ」



『その庭で、少年が独り遊んでいる。
誰にも理解されないことを、それほど不幸とも思わずにいられる少年である。』


 「ストロベリー・フィールズ」小池真理子著
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内容:アマゾンから
出版社社長・月川の後妻となった夏子は、夫の連れ子・りえの継母として、そして自らもクリニックを開業する女医として、七年余りの月日を過ごしてきた。しかし、りえの友人でロック・バーでバイトをする青年・旬と出会った時から、静かだった日常の裏側に秘かな亀裂が生まれ…。ひとりの女性の陶酔と孤独を描く最新長篇。



この前ビートルズの記事を書いたからなのか、タイトルに魅かれ読んでみたくなりました。
ビートルズの14枚目のシングル『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』は多くの人がベスト1にあげていました。

ジョン・レノンの生い立ちについて、父親は船乗りで家庭をほとんど顧みない状態であり、母親も育児放棄で彼は伯母によって育てられています。
ストロベリー・フィールド (Strawberry Field)は自宅近くにあった孤児院、
ジョン・レノンはよくその孤児院の庭で遊んでいたそうです。


読後に残ったのが冒頭の言葉
誰もがそうなのかもしれません



↓なぜか茎が曲がって下に向いてさいた小さな紫陽花、お気に入りのジュースの瓶に活けました
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読書ノート「精霊流し」


「おばあちゃま 死んだらどこにいくと?」
「大切な人のそばでずーっと守ってやるとよ」

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(偶然、NHK俳句を観る機会があり、夏井いつきさんの句集の表紙を描いている赤井稚佳さんのブックイラストを知り、それ風に真似しましたww)

長崎で毎年8月15日に行われる精霊流しというのは、私が思っていたような小さな灯籠(とうろう)を流すのではなく、
盆前に死去した人の遺族が 故人の霊を弔うために、手作りの船を造り、船を曳きながら街中を練り歩き 極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事です。
各家で造られる船は大小様々。材料は主に竹、板、ワラ。
長く突き出した船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく記されます。
(引用改変「長崎旅ネット」➡こちら

この自伝的長篇小説では、大切な友、家族、仕事仲間との幸せな出会いと壮絶な別れが、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴られています。

ただただ 素直に泣けます。




↓2016/7/5 さぬき市:ねむのき 《雷をともなう雨のあとです》
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