絵本「ほんとうの空の下で」


作:ノグチクミコ



2011年3月11日の東日本大震災で原発事故が起りました。福島第一原発から25kmの距離にあった川本さんの山里は、放射能の線量が高く、立ち入り禁止地区へ。
川本さんが桃源郷と呼んだ楽園は、突然奪われてしまいました。



久しぶりの《読書ノート》は
『ほんとうの空の下で』ノグチクミコ(自費出版)

香川県での作品展(善通寺、白鳥神社での野外展)に出展されるたびに、姉のお店に寄ってくださっていた、彫刻家の水嶋康宣さんから
【野外彫刻展】のDMと、ご学友のノグチクミコさんの絵本のフライヤーが届きました。
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絵本は、福島県浪江町の山里で暮らしていた、おじいさんと年老いた犬のお話です。


自費出版なので直接作家さんに申し込みます。
福島県からの「ゆうメール」で届きました♪
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戦後間もなく、作家の山本有三さんから譲り受けた幻灯機で、自宅で子どもたちに向けた幻灯会を開いていた川本さんは、福島県浪江町の山里で愛犬のシマと暮らしていました。
そんな穏な日常は、 東日本大震災、そしてそれに続く原発事故で失われてしまいます。


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言葉のない絵本です。
絵が静かに語りかけ、
避難所に行けないシマを残す川本さんの悲しみと、
残されたシマの悲しみが私のものとなり、いつのまにか泣いていました。


川本さんは避難所生活のなかでも幻灯会を開いていました。
2012年に放送されたドキュメンタリーでこの物語を知ったノグチクミコさんが、数々の困難を乗り越えて絵本に仕上げました。
絵本は、川本さんの希望でドキュメンタリー番組のその後も描かれています。



大好きな人とただ一緒に歩く
そんな穏やかな日々が
どんなに大切であったか

原発によって奪われた大切な時間
浪江の山里は、今も帰還困難区域のままです (参考:「すぐわかる浪江町の現況」



絵本は自主出版なので書店にはありません。
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1冊1800円、送料は1冊215円(2冊300円)です。
作家さん個人のアドレス・FAXをネットで公開するのは怖いので、当ブログでは注文のためのメールアドレスを掲載していません。拍手コメント、メールフォーム等でご連絡いただけましたら、「ノグチさんのメールアドレス」をお知らせしますねm(__)m



《My photo》
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撮影場所:さぬき市多和  撮影日時:2018/04/17 12:02:00

ピンクのチューリップ(Pink Tulip)の花言葉は
「誠実な愛」

川本さんと愛犬のシマさんへ

シマは2015年10月に、川本さんは2016年4月に絵本の完成をみることなく亡くなられました
どこかで  きっと  一緒に散歩をしているよね




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首が曲がっていて売れないからと、ご縁があり我が家に来ました。元気に育っています♪


瀬戸の夕景、 村上海賊が制した海


五色台から



久しぶりの読書ノートは、 『村上海賊の娘』
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主人公・景(きょう)、戦国時代に瀬戸内海を席巻した村上水軍の当主・村上武吉の娘である。景は、軍船に乗り瀬戸内の海で狼藉を働く者を成敗したり、男勝りの活躍をする。ある日、毛利家から信長に追い詰められ窮地に陥った本願寺を救うため、物資を輸送してほしいという依頼が来る。村上水軍は毛利方に加勢することを決め、景も戦いに身を投じていく。(ウィキペディアから→コチラ



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五色台から


村上水軍(村上海賊)というのは、
「航行する船を襲って抵抗すれば殺害してでも積荷をすべて奪うと言う野蛮な海賊行為を辞める代わりに、航行する商船などを他の海賊から守ると言う名目にて「帆別銭」(通行料)を徴収するようになる。
この帆別銭(たべつせん)は、航行している船の積み荷10%をもらう形であったようで、能島村上家の最盛期を築いた。
石高は約15万石と推定され、最大動員兵数は10000人である。」(引用サイト


1576年(天正4年)、織田信長軍の攻囲を受ける石山本願寺への兵糧搬入を目的とした毛利水軍・小早川水軍・村上水軍を中心とする瀬戸内の水軍戦力と、それを阻止せんとする織田方の水軍戦力が大阪湾木津川河口(現在の大阪市大正区に位置する木津川運河界隈)で激突しました。「第一次木津川口の戦い」です。

毛利水軍・小早川水軍・村上水軍 VS 織田信長軍

織田軍の指揮者が、九鬼 嘉隆!
あっどっかで聞いたお話し♪
そう、三田の街歩きをした時の、あのお話し「織田信長「燃えない船をつくれ!」 村上水軍vs九鬼水軍」です。→コチラ(^^)/
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九鬼水軍の「日本丸」模型


天正4年(1576年)、石山本願寺側についた毛利水軍600隻に対し、織田水軍は300隻の船を率い摂津木津川沖で戦ったものの、毛利方の水軍の使用する焙烙玉・雑賀衆の使用する焙烙火矢により多くの船を焼かれて大敗を喫した(第一次木津川口の戦い)。この敗戦に激怒した信長は、嘉隆に対して燃えない船を造るように命じた。


拙い知識がだんだん繋がっていきました♪
景に援護するのは、読了していた司馬遼太郎の歴史小説『尻啖え孫市』(しりくらえまごいち)の主人公、
鉄砲技能集団として名高かった雑賀党を率いた雑賀孫市(鈴木孫一)でした。

プチ歴女の血が騒ぎ、久しぶりに朝方4時まで読んでしまいました。

人が人を殺める話は気持ちの良いものでありませんが、
そうしなければ生きてはいけなかった時代の海の物語は壮大でありました。


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庵治から




読了して「村上海賊の娘」を映画化したなら主人公の景は誰にと考えました。
「景は長身で怪力、さらに欧米人のような容姿から「貰い手のない醜女」と呼ばれている。」
堺にまで行けば美人と呼ばれる女性なので、現代ならハーフのような容姿で、背の高い筋肉女子ですね。
アクションはOKだけど綾瀬はるかでは線が細い、、、
イメージは米倉涼子さんかな、、、
景の年齢が20歳なので、ちょと無理があるけど、昔は短命だったからまぁいいかな、、、
と、夢見る映画プロデューサーは考えました(笑)
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読書のあとも楽しい妄想はつづきます(^^)/


追記:時事2018/02/22
◆俳優の大杉漣さんが21日午前3時53分、急性心不全のため死去した。66歳。徳島県出身。
大杉漣さんの訃報は娘がLINEで知らせてくれました。その夜、出演作の「バイプレイヤーズ」を観ました。味わい深い演技をみながら、その早すぎる死が辛かったです。
心よりお悔やみ申し上げます。


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気分はカメラマン (志度寺にて)

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志度図書館に本を返す途中で寄った志度寺にて


ときおり俳句を詠んで贈ってくださるブログ友達のka-koさんがいます。
先日、夏井いつき句会ライブに行って、
《一日5分で一句作る様に  が夏井いつき先生の宿題でした。》だそうです。
かなり影響されて、図書館で借りたのが、この2冊(^^)/
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「俳句がどんどん湧いてくる100の発想法」から

さて今日は俳句でもつくろうかと出かけてみる。
でもどうも焦点が絞れない-。
そんなときはなにか見方を変えてみましょう。
カメラマンがファインダーを覗くようなつもりで
あれこれアングルを考えたり
レンズを換えてみたり…。
人とは違った自分だけの景色が見えてきます。
気分はカメラマン


1 大きく構える
2 大景に動くもの(景色を大きく捉え、そこに動くものを取り合わせる)
3 なにかに映してみる
4 上をみる
5 しゃがんでみる
6 ゆっくり見まわす
7 動きを追いかける
 「桐一葉(きりひとは) 日当たりながら 落ちにけり」 高浜虚子
8 スローモーション
9 遠くを狙う
10 別の景色に切り替える・

遠景と小道具、シズル感、影を主役に


なるほど~
俳句で情景を詠むって、写真を撮るのとおなじですね♪

ただ、今日の写真は本を読む前に撮った志度寺での写真です💦


午後からは台風が来るというので、観光バスもなく静かな志度寺です。
境内には、ほとんど人がいなくて、手水舎の柄杓が綺麗に並んだままでした。
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それでも数人のお遍路さんが一心にお堂の前で、お経を読んで「お勤め」をしていました。
いつも胸うたれる光景です。
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ここで一句詠んで記事の終わりにすればいいのでしょうけど、
それはまた いつか(^^♪



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バナーは志度寺の白い萩
萩の花言葉は、
「思案」「思い」「内気」・・・細い枝に小花を咲かせる姿を、奥ゆかしい趣としてとらえ、秘めた思いを重ね合わせた。

お経を読む姿に胸打たれるのは、秘めた思いが伝わってくるからかもしれません




読書ノート「老いてはカメラにしたがえ」

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前に路上観察学会で香川県の港町を歩いた時、
「夕暮旅館」
という看板を見た。横に小さく、
「出張員歓迎」
と書いてあった。何だかしみじみとして、その生活が想い浮かんだ。


赤瀬川原平著「老いてはカメラにしたがえ」 実業之日本社 (2002/04)より



「可愛いカメラには旅をさせよ」 カメラとともに歩きながら、いろんな街で撮った写真エッセイ集です。
路上観察学会の学会員はたしか3名だったような(笑)
心の向くまま撮った写真はどこかユーモアがあり、楽しい気持ちにさせてくれました。


私も、心の向くまま撮ったものの公開する機会がなかった、
なんとなく好きな風景があります。

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志度港でみた倉庫。 トタンが好きで、この色の塩梅がいいなぁ~と♪

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散歩道でみた、田植えのため水をはった風景。畔?というのかな、、幾何学的な形が不思議♪

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樹の下では、写真実習の大人が大勢でわいわいと撮影していた。
カラスが私達をみたら可笑しいだろうね♪


あっ、赤瀬川氏がみつけたという夕暮旅館
「香川県 夕暮旅館」で検索したけど、でてきませんでした


「老いてはカメラにしたがえ」
はい、したがいます(笑)



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「夕暮旅館」がありそうな潮の香りします(^^)/




「今ね、原田マハ」さんにハマってるの(^^)

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撮影日時 2017/08/18 12:19
「その顔を、いつも、太陽のほうに向けていなさい。
 あなたは、影を見る必要などない人なのだから。  
    -- ヘレン・ケラー -- 」 
  原田マハ著『奇跡の人』から




「今ね、原田マハさんにハマってるの^^。」
前回の読書ノート「海辺のカフカ」の記事に、そんなコメントをいただいてから 志度図書館の書架を探してみました。

最初に読んだのが、『まぐだら屋のマリア』(2011年 幻冬舎)

“尽果”バス停近くの定食屋「まぐだら屋」。様々な傷を負った人間が、集まってくる。左手の薬指がすっぱり切り落とされている謎めいた女性・マリア。母を殺したと駆け込んできた若者。乱暴だが心優しい漁師。そしてマリアの事をひどく憎んでいる老女。人々との関わりを通して、頑になっていた紫紋の心と体がほどけていくが、それは逃げ続けてきた苦しい現実に向き直る始まりでもあった…。生き直す勇気を得る、衝撃の感涙長編。



次々と読みすすめ、いつの間にか5冊目に
『カフーを待ちわびて』(2006年 宝島社)日本ラブストーリー大賞を受賞した作品です
『翔ぶ少女』(2014年 ポプラ社)
『奇跡の人』(2014年 双葉社)
『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』(2013年 NHK出版)
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どの作品もこころ優しく、ひたむきに真面目に生きる姿を描いていて、
いつのまにか泣きながら読んでいる私がいました。
小難しい言葉を使わず、
現実にあったことが小説のベースになっているので入りやすく、読み手がぐんぐんストーリーに引き込まれていきます。

『まぐだら屋のマリア』→吉兆の食べ残し料理の使いまわし事件、マグダラのマリアを模した登場人物。シモンにマルコにヨハネ、、
『翔ぶ少女』→神戸の震災
『奇跡の人』→ヘレン・ケラーの東北版
『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』→貴婦人と一角獣のタペストリー、このタペストリーをジョルジュ・サンド(フランスの女流作家。ショパンとも暮らしていた。)が賛美。

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読後には、要領は悪くとも、今まで通り清く正しく生きていこうという気になります(笑)
佳い作家さんを教えていただきましたm(__)m

原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年7月14日 - )は、日本の小説家、キュレーター、カルチャーライター。東京都小平市生まれ。小学6年生から高校卒業まで岡山県岡山市育ち。岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校、山陽女子高等学校、関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル、都市開発企業美術館準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立。
2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年には共著で『ソウルジョブ』上梓。そして同年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆する。
ペンネームはフランシスコ・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」に由来する。兄は、同じく小説家の原田宗典。
(Wikipediaから)



キュレーター(curator)というは、
《「キュレイター」とも》博物館・美術館などの、展覧会の企画・構成・運営などをつかさどる専門職。また、一般に、管理責任者。

キュレーターである原田マハさんの小説はアートへの造詣にみちていますから、
美術に親しむ方はハマるんでしょうね(^^♪



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「海辺のカフカ」~主人公の田村カフカ君が向かうのは高松~

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「ことでん志度線は海岸沿いを走る!」  撮影日時:2017/05/27 14:54  場所:高松市牟礼町 塩屋駅近く



久しぶりの読書ノートは、香川県情報です!
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ハルキストに叱られそうですが、香川県情報ですよ(笑)
FotorCreated海辺のカフカ

『海辺のカフカ』(うみべのカフカ)は、村上春樹氏が2002年に発表した10作目の長編小説。 ギリシア悲劇のエディプス王の物語と、『源氏物語』や『雨月物語』などの日本の古典文学を下敷きにした長編小説です。


物語は、主人公の「田村カフカ」が15歳の誕生日に家出をするという場面から始まります。

田村カフカは東京都中野区で彫刻家の父親と2人で暮らしています。

田村カフカ君が向かうのは高松
高松駅でうどんを食べ、
海岸沿いを走る電車にのり、
「甲村記念図書舘」に居候する。

駅の近くにあるうどん屋に入って腹ごしらえをする。.........僕は東京で生まれ育ったから、うどんというものをほとんど食べたことがない。腰が強く、新鮮で、だしも香ばしい。値段もびっくりするくらい安い。あまりにうまかったのでおかわりをする。



あらすじ、感想は他の書評ブログにおまかせして、私の関心はモデルとなったかもしれぬ場所のこと

2両連結の小さな電車だ。.........
線路は海沿いをしばらく走ってから内陸に入る。.........
駅をでて、教えられたとおり古い町並みを北に向かってあるく。.........
黒い板塀、白壁の塀、.......あたりはひっそりとして、歩いてる人の姿もない。



電車は《ことでん(高松琴平電気鉄道の略称)》 海沿いなら琴平線でなくて、志度線!
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撮影日時:2017/05/21 14:04  場所:高松市牟礼町 房前駅


《ことでん:高松築港駅→瓦町→八栗→塩屋→房前→→志度》

終点の志度駅を降りるとすぐに、この本をかりた志度図書館がある。

建物はもともと明治時代初期に甲村家の書庫兼来客用の離れとして建てられたものだが、、
香川県は数多くの優れた歌人・俳人を輩出しましたが、甲村家が明治以来数代にわたって当地で質の高い芸術サークルの形成・維持に心血を注いでいたという事実も、その背景になっています。



図書館はまだ新しくイメージとはかけ離れているが
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図書館の前の志度寺につづく道は、
↓黒い板塀、白壁の塀!あたりはひっそりとして、歩いてる人の姿もない!(笑)
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機材:iPhone7Plus


ハルキストの間では、かって「甲村記念図書館」探しがブームだったとかで、
「旧鎌田共済会図書館」とか
(T14年竣工の建物で、坂出市立図書館だった時期を経て、現在は鎌田共済会郷土博物館になっています)
イサム・ノグチ庭園美術館はあの図書館の雰囲気に近いと評判でファンの方もたくさん訪れるそうです。


そう! 琴電志度線の「八栗駅」から少し北にある「イサム・ノグチ庭園美術館」の雰囲気はとても近い!

小説を読みながら、
数年前に訪れたイサム・ノグチ庭園美術館の建物全体がまとっている雰囲気がとても近い気がしました。
丸亀の豪商の家屋を移築しているイサム家と呼ばれる住居も、美術館受付の建物も小説のイメージにぴったりきます。

↓美術館受付
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↓石垣の向こうに見える屋根がアトリエ
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撮影日時 2015/05/16 11:23:53


もっとも 「僕の頭の中には実在しますが、実際には存在しません」という村上春樹氏の言葉がありますから違うのでしょうが、
香川県人が読むと、内容とはまた別のワクワク感が生まれます。


私は上下巻を4日で読み終えましたが、
「海辺のカフカ」で検索すると出てきた、生真面目な“はとこのブログ”(➡こちら)には1ケ月かかったと書いていました(爆)
   覚書:2003年 はとこが書いた祖母の記事「悲しい知らせ」➡こちら リンクすると文字化けしたので画面コピー
     2008年 はとこが書いた姉夫婦のこと「多川修さんの通夜葬儀告別式初七日」➡こちら
     2013年 私が書いたはとこのお父さんの記事「祖母が大切にしていた写真」➡こちら


カフカ しどせん



カフカが、仮説では母であり、交わることになる甲村記念図書館の館長をしている女性の名前は「佐伯」さん
香川県で生まれた弘法大師の俗名も「佐伯」だと ちょっと無理があるような指摘をしてる書評もあるくらい
県人が読むと 何倍も面白い小説なのでした



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バナーはことでん志度線「房前駅」
遠くに見えるのが四国霊場85番札所八栗寺のある五剣山です
空海(弘法大師)が、唐へ渡る前に五剣山に登り、8つの焼き栗を埋めたところそのすべてが成長繁茂したことから「八栗寺」と命名されたといいます





芦原 すなお著 「海辺の博覧会」


「こら、おどれら。へなぶったげにぬかっしょったらどつまっしゃるげんど」
標準語に直すと、「こらきみたち、ばかにしたようなことを言ってたら、殴っちゃうよ」
となる。わが町では、子供でもこういうふうに味わい深い台詞(せりふ)が言えるのだ。
                  (芦原 すなお著 「海辺の博覧会」 から)
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模写:ポプラ社 芦原 すなお著「海辺の博覧会」 の表紙の一部


久しぶりの読書ノートは、芦原 すなお著「海辺の博覧会」

大阪万博にローマ・オリンピック、日本中が高度経済成長への期待に沸き、誰もが精一杯、明るく暮らしていた昭和30年代の四国・香川県の海辺の町。穏やかな毎日に起こる「事件」に子どもたちと大人の世界が交差する。懐かしくもまぶしい時代の物語。

著者の芦原 すなお氏は、1949年香川県観音寺市生まれ。’72年早稲田大学文学部卒。’86年『スサノオ自伝』で小説家デビュー。’90年『青春デンデケデケデケ』で文藝賞、翌年に直木賞を受賞。 (アマゾンから)

1992年に映画化された『青春デンデケデケデケ』には若き日の浅野忠信さんがでています。特別な存在感がありました。



海辺のわるすんぼは、マサコ、トモイチ、アキテル、フミノリ(アキテルの弟)、それにぼくの5人の子ども
ぼくが4年生から6年生になるまでの、海辺の松林でのことです。

冒頭のセリフは港のわるすんぼ VS 海辺のわるすんぼ
彼らが相撲で対戦するお話しもあります
海辺のわるすんぼの5人のなかで相撲が一番強く、頭脳明晰なのがマサコちゃん(^^♪


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」


先日の四国新聞に佃正憲さんが、
人と触れ合うことで、幸せを感じるホルモン物質である「オキシトシン」が分泌される。
パソコンやスマホ、今や人々が顔を合わせることがなくバーチャルな手段に頼る時代。
「これが人々の心を閉ざす原因になってると思う」と指摘されていました。

相撲で体当たりして遊ぶなんて、オキシトシンでまくりですね(笑)

そういえば私も寒い日には「おしくらまんじゅう」をしたり
手をつないで「かごめ」をしたり
いつでも、遊びながら手をつなぎ、肩をよせあっていたような気がします。

医療者の手当という言葉は、手で触れることからきていると聞いたことがあります。
心に残っている看護師さんは、終末期の患者さんの手をにぎったままでお話を聞いていました。

とりとめもなく思い出をたどりながら
いつしか隣で寝そべるモコちゃん(6歳犬)の背中をなでていたのでありました、、、


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撮影日:2016年7月31日 観音寺市「一の宮海岸」
『僕は海が苦手だよ』



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読書ノート 「ストロベリー・フィールズ」



『その庭で、少年が独り遊んでいる。
誰にも理解されないことを、それほど不幸とも思わずにいられる少年である。』


 「ストロベリー・フィールズ」小池真理子著
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内容:アマゾンから
出版社社長・月川の後妻となった夏子は、夫の連れ子・りえの継母として、そして自らもクリニックを開業する女医として、七年余りの月日を過ごしてきた。しかし、りえの友人でロック・バーでバイトをする青年・旬と出会った時から、静かだった日常の裏側に秘かな亀裂が生まれ…。ひとりの女性の陶酔と孤独を描く最新長篇。



この前ビートルズの記事を書いたからなのか、タイトルに魅かれ読んでみたくなりました。
ビートルズの14枚目のシングル『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』は多くの人がベスト1にあげていました。

ジョン・レノンの生い立ちについて、父親は船乗りで家庭をほとんど顧みない状態であり、母親も育児放棄で彼は伯母によって育てられています。
ストロベリー・フィールド (Strawberry Field)は自宅近くにあった孤児院、
ジョン・レノンはよくその孤児院の庭で遊んでいたそうです。


読後に残ったのが冒頭の言葉
誰もがそうなのかもしれません



↓なぜか茎が曲がって下に向いてさいた小さな紫陽花、お気に入りのジュースの瓶に活けました
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読書ノート「精霊流し」


「おばあちゃま 死んだらどこにいくと?」
「大切な人のそばでずーっと守ってやるとよ」

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(偶然、NHK俳句を観る機会があり、夏井いつきさんの句集の表紙を描いている赤井稚佳さんのブックイラストを知り、それ風に真似しましたww)

長崎で毎年8月15日に行われる精霊流しというのは、私が思っていたような小さな灯籠(とうろう)を流すのではなく、
盆前に死去した人の遺族が 故人の霊を弔うために、手作りの船を造り、船を曳きながら街中を練り歩き 極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事です。
各家で造られる船は大小様々。材料は主に竹、板、ワラ。
長く突き出した船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく記されます。
(引用改変「長崎旅ネット」➡こちら

この自伝的長篇小説では、大切な友、家族、仕事仲間との幸せな出会いと壮絶な別れが、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴られています。

ただただ 素直に泣けます。




↓2016/7/5 さぬき市:ねむのき 《雷をともなう雨のあとです》
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日めくりカレンダ

作品展のご案内
詳細は、DMの画像をクリックしてご覧ください!
【浪越英司・谷口浩之 写真展】
会期:4/24(火)~5/6(日)
会場:高松市福岡町「セトラ高松」
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【長谷川まみ 高橋奈己 浅野絵莉 三人展】
会期:4/20(金)~4/28(土)
会場:東京都港区南青山「寺田美術」
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★私が通うデッサン教室の浅野絵莉先生が出展されます♪

  【さくら写真展】
■会期:4/1(日)〜4/29(日)
→会場:さぬき市「カフェ・セゾン」月曜・火曜は休み
「カフェ・セゾンのブログ」(→コチラ)
■会期:4/1(日)〜4/30(月)
→会場:「庵治観光交流館」火曜は休み
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【木野美代子写真展】
会期:4/1(日)~4/30(月)
場所:高松市郷東町「くつわDo」
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【野外彫刻展】
会期:3/21㈬~5/6㈰
会場:京都市「京都府立堂本印象美術館」
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★木下順さん、水嶋康宣さん(→ブログ) が出展されています♪


もうすぐ開催です♪
【柏原宏写真展】
会期:5/1(火)~5/6(日)
会場:さぬき市「21世紀館さんがわ」
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【JR 絶景撮り鉄の旅 『第6回 平成29年の傑作選』】
会期:5/1(火)~5/31(水)
会場:さぬき市寒川町「ギャラリー夢茶房」 水曜は休み
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【京都彫刻家協会展】
会期:5/8(火)~5/13(日)
会場:京都府立文化芸術会館
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★木下順さん、水嶋康宣さん(→ブログ) が出展されます♪

【写団 『北極星』 第5回写真展】
会期:5/9(水)~5/27(日)
会場:さぬき市志度 「カフェ・セゾン」 月曜・火曜は休み
「カフェ・セゾンのブログ」(→コチラ)
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【第55回くらぶ 草土展】
会期:5/10(木)~5/15(火)
会場:大阪市中央区心斎橋「ピルゼンギャラリー 3F」
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★高本晃さんが出展されます♪

【日本風景写真協会 創立15周年記念選抜展】
会期(会場):5/11~5/17(東京「富士フィルムフォトサロン」)
6/18〜6/14(大阪「富士フィルムフォトサロン」)
7/13〜7/19(名古屋「富士フィルムフォトサロン」)
8/15〜8/19(郡山市民ふれあいプラザ)
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★植村好治先生(→金曜教室)(→土曜教室)の作品が巡回展示されます♪

【大阪御堂筋アート】
会期:5/16(水)~6/14(木)
会場:大阪市御堂筋界隈
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★香川県から、貴志勉さん(→ブログ)、成田 浩彰さん(FB)
京都から、水嶋康宣さん(→ブログ) が出展されます♪

敬称略、ご案内ハガキに記載の連絡先をWebでは非公開とさせていただいています。
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Tsukumo(月萌)

Author:Tsukumo(月萌)
クニャンというのは韓国語で「ただ、なんとなく」という意味の言葉です。絵も写真も中途半端なブログですが、よろしくお願いいたします。

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